シンガポール人のファミリータイズ

中国系、マレー系、インド系シンガポール人とも非常に家族の繋がりを大切にする民族です。およそ、東京23区程度の国土面積という条件もあり、海外にでも住まない限り家族・親戚同士の干渉は避けられません。いわゆるスープの冷めないような距離に親、親戚が住んでいれば、共働きの若い夫婦は毎日出勤前に子供を預けて、夜の食事は親のところで済ませてしまいます。日本人の常識で考えるとかなり習慣が違いますが、ウィークデイは子供を親の家に預け、週末だけ家に連れて帰るという驚くような夫婦も私の身近かにいます。物が豊かになった上、おじいちゃん、おばあちゃんに甘やかされて育つ子供の将来を考えると末恐ろしい気もしますが、家族のお陰で安心して母親も仕事を続けられますし、日本の核家族と違ってこの国独特の(特に中国系の家族)周囲からの干渉にも負けない、にんかい術または善悪の判断を身につけていくのだと思います。
家族、親戚で集まると子供はとても大事にされます。目上の人を敬う習慣も廃れてはいませんが、老若男女平等のこの国では子供でも大人相手にはっきり堂々とものを言います。

あるとき、食事に招待された友人の家でカラープリンターまで付いたフル装備の立派なパソコンを見つけました。友人の雰囲気から言って普段パソコンを使うようには見えなかったので尋ねてみたところ、なんとそのパソコンはおばあちゃんから小学生の孫へのプレゼントでした。さすが、サイバーシティーを目指す国はおばあちゃんのプレゼントも違うなと関心したものです。



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