「春ふたたび」藤原道忠 
昭和63年9〜11月 宝塚大劇場

<あらすじ>
幼い頃生き別れになった母を探しに来た殿様は、
村人の歓迎式典もそこそこに本題に入ります。手がかりは
母が良く歌っていた「八重垣」という歌のみでした。
村の兄妹与五(真矢みきさん)との(梢真奈美さん)
きの(華陽子さん)は家にいる年老いた老女(麻月鞠緒さん)
がその歌を知っていると言うのです。そこで老女を呼んで
きて歌わせることになりました。老女は歌いますが殿様の
身の上話しには覚えがないと言います。子供をろくに食べ
させることが出来なかった為、傀儡師に子供を売った
自分を許すことが出来ず、名乗ることができなかったのです。
最後まで拒みつづける老女に素知らぬ顔をしながら金包みを
置いて行く殿様。殿様が立ち去った後号泣する老女と3人
の兄妹達。老女がとぼとぼと歩き始めると、そこには馬を
捨て共も従えず走って来た殿様が。
ひしっと抱きあう親子でありました。

<ひとくちメモ>
大劇場本公演発主役!殿様役のルコさん。これが芸術品
のような美しさ。お母さん役は今は亡きルコさんの大の
仲良しだったブチさん(麻月鞠緒さん)でした。涙な
しでは見られない感動作品でした。その昔、大路美千代さん
と真帆しぶきさんが演じられた作品の再演とのこと。
その後ルコさんは地方公演へもこの作品で回りました。






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