「春の風を君に」飛虎 (范長生) 
平成3年1〜2月 宝塚大劇場

<あらすじ>
アヘン戦争勃発間近の上海。文開書院3羽ガラスと評された3人は
それぞれの道を歩んでいました。その一人張才子(大浦みずきさん)
は承元進士となり国家の役人に。また一人は親の商売を継ぎ,
アヘンでぼろ儲けそしてもう一人范長生は飛虎と名乗り革命の
獅子となっていたのです。飛虎は国の憂いを嘆き生まれた裕福な
家を捨て,志ある仲間を集め行動をしていましたが,幼なじみの恋人
瑞欄(梢真奈美さん)が親の借金の為アヘン窟でアヘン中毒になって
いることを知り,救出に向かいます。折しも北京よりアヘン戦争を
押さえようと大臣がやってきます。張才子は大臣と共に国を
救う為有志をつのることにし,飛虎,そして張才子の恩人の娘であり
恋人の緋玉(ひびき美都さん)がきりもりするお店の番頭の竜鳳
(真矢みきさん)を中心とした義勇軍を結成することになります。
いよいよイギリス軍が攻め入ってきます。張才子と飛虎は戦闘に
赴き民達を救おうとします。その戦闘の中には張才子を追いかけて
きた翠玉と義勇軍に加わった瑞欄の姿もありました。しかし,皆銃弾
の前に倒れてしまいます。

<ひとくちメモ>
アヘンでぼろぼろになった恋人役のちこさん(梢真奈美さん)を
迎えに行くシーン。ちこさんに向かって両手を広げ「おいで・・・」
抱きしめてから「もう離しはしないから・・・。」と言った
セリフには鼻血モノでした。めずらしく黒髪のロン毛だった
ルコさんですが,これがお似合いで,評判になりました。

「ザ・フラッシュ」
 
平成3年1〜2月 宝塚大劇場
プロローグは男役全員が黒の燕尾服女役全員が黒の燕尾ダルマ
という衣装でステッキを使った小原先生らしいレビュー仕立ての
幕開きでした。3人づつ組になり,入れ替わり立ち替わり順番に銀橋
を歌い継いで行きますが,その後ろの本舞台では歌っている人より
上級生スターが踊りを勤めるという珍しい演出でした。
「マスカレード」では仮面舞踏会にやって来たルコさんの銀橋の
歌から始まります。貴婦人の一人ちこさん(梢真奈美さん)とふと
触れ合いますが,はぐらかされ居なくなってしまいます。側にいた
メイドの娘と楽しく踊りますが結局メイドだと思っていた彼女
は貴婦人で,メイドと入れ替わっていたという筋書き。トップ娘役の
キャルさん(ひびき美都さん)を相手役に見事なダンスシーンでした。
猩猩と菊花はネオジャパネスクな雰囲気の場面。ルコさんとちこさんの
銀橋でのデュエットから始まります。サテンドールのシーンは町の
酒場でなつめさん(大浦みずきさん)と女役のヤンさん(安寿ミラさん)
を奪い合う男の役でした。自分に振り向かない女に腹を立て,
ヤンさんをピストルで撃ってしまうという悪役でした。

フィナーレナンバー:大階段を歌いながら降りて来る曲は
「ストレンジャー・イン・ザ・ナイト」ルコさんらしいブルーの燕尾服は
ちこさんとペアで。千秋楽にはさよならショーとして
「失われしメロディー」「ベルベット・カラー」
とオリジナル曲「私の船出」を歌いました


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