「遥かなる旅路の果てに」
ニコライ大尉 

昭和62年2〜3月 宝塚大劇場

<あらすじ>
帝政末期のモスクワはロマノフ王朝支配の最後の輝きをみせて
いました。新任のモスクワ師団長(なかおいおりさん)官邸ではパリ
から戻った娘エレーヌ(秋篠美帆さん)のパーティーが開かれて
いました。その中に地主の父と農夫の母との間に生まれ、浮浪
者の町ヒトロフカのドンであるサビーニン(高汐巴さん)の姿も
ありました。友人の婚約者ミハイル(大浦みずきさん)への想いを
サビーニンに指摘されたエレーヌはその無礼さよりも、サビーニン
という人間に興味を覚えてしまうのでした。エレーヌの父公爵は
皇帝暗殺未遂事件の責任を取って自殺します。一方エレーヌに
想いを寄せるニコライ大尉はサビーニンの存在が面白くなく、
ことごとく対立し、ついには決闘まで話しは進み、ニコライ大尉の
撃った弾はサビーニンの耳をかすめます。しかしサビーニンは
これに答えず立ち去って行きます。時は流れエレーヌの想いを
受け止めたサビーニンの心は一つになったかに見えることも
ありますが、生きる世界が違うことを悟ったサビーニンは自ら
身を引き別れを決心します。エレーヌに嘘をついて立ち去ろう
とするサビーニンを待ち受けていたのは、プライドを傷つけられ
身も心もぼろぼろになったニコライ大尉の刃でした。

<一口メモ>
3番手でありながらこれだけの存在感のある役は始めてでは
ないでしょうか? 2番手のなつめさん(大浦みすきさん)の二枚目
の役より、悪役ながらおいしい役でした。そしてまたルコさんも
悪役というより、一所懸命エレーヌを愛する男で有り、そして
落ちぶれていく大尉を見事に演じられました。しかし軍服の似合う
人ですね。体形といい顔形といい、軍隊の帽子がピタっと決まり
かっこいいこと。

「ショー・アップ・ショー」
昭和62年2〜3月 宝塚大劇場

ダルマ衣装の女役のヤンさん(安寿ミラさん)みきさん(真矢みきさん)
を従えてカーテン前で歌うシーンがありました。掲示板でも歌詞が
不明と言われていましたがテンポが良くて聞き取れないその歌詞の
正解は「モア・ザ・セイ・オブ・ザ・セイ」です。楽屋で下級生
は「もっとせー(大阪弁でやれの意味)おっさんせー」と歌っていた
と聞きます。他には間奏曲でルコさんとちこさん(梢真奈美さん)
かずきさん(幸和希さん)とキャルさん(ひびき美都さん)のコンビで
銀橋を歌い踊るシーンがありました。中詰めのオープニン
グはペイさん(高汐巴さん)ナツメさん(大浦みずきさん)と3人で
乞食姿で銀橋に登場。いきなり3人はばりばりのタキシードに変身
しちゃいます。



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