・・・・ 『稲作民俗の源流〜日本・インドネシア〜』 自費出版のお知らせ ・・・・

           
                                                                                                                                                                                                                                                                                    
                                 小泉芳孝(日本民俗学・郷土史家)
                                                                 

 私が20年間にわたり民俗調査してきたのを、この程一冊にまとめて2001年2月末頃に、題名『稲作民俗の源流
〜日本・インドネシア〜』として出版することにしました。全国のジュンク堂・紀ノ国屋・旭屋などの主要書店の店頭に置か
れる予定です。
 本は350ページで口絵写真15枚、本文中の写真105枚、図・イラストなど52点が入っていて読みやすくなっています。
本の内容は、下記に紹介させて頂きましたが、特に京都・滋賀・奈良やインドネシア等の民俗行事を中心にまとめています。
 第4章 古代駅制・山本駅と『竹取物語』 では、京田辺市が「竹取物語の発祥地」として平成3年に発表した『筒城』に、
その後の研究も付けたしてまとめています。この日本最古の物語『竹取物語』については、先日京田辺市中央公民館で開
かれた「歴史シンポジウム」で同大名誉教授の森浩一氏が、「御当地は『竹取物語』が熟成した場所として自信を持っていい」
と紹介されました。京田辺市に住み『竹取物語』発祥地では、と『筒城』に発表した私は、地元の歴史を研究し続けてきた
甲斐がありました。
 また、第1章 神社以前の祭祀〜オハケと御仮屋〜 では、京都祇園祭「三条御供社」のオハケや、城陽市「水度神社」
のオハケ、奈良「生駒山口神社」のオハケなど多くの珍しい事例を紹介しています。 
 この他、第2章 例祭の古式神饌について〜京都・奈良・滋賀を中心に〜 では、
  御棚神饌・・・上賀茂神社  春日神社   
  稲作以前の神饌・・・水度神社「栗や榧」 北白川天神宮「高盛御供」
  唐菓子・・・春日若宮「ぶと」 日枝神社「ちん」 月読神社「ゆとう」下鴨神社「ぶと」 大和神社「ブトノクチ」
              祇園社「ふと」「桂心」
  神仏に共通する神饌・・・談山神社「百味の御食」  春日若宮「御染御供」 白山神社「百味の御食」 
                    佐牙神社・・御旅所百味 日枝神社「ちん」 月読神社「ゆとう」 下鴨神社「ぶと」 
                    大和神社の「ブトノクチ」  祇園社「ぶと」  酒屋・両社神社の「笠餅」
  穀類を蒸したもの・・・天皇神社「盛相」 玉田神社「しらむし」 北野天神宮「菜種御供」 大和神社「ちまきと牛の舌餅」
                    高木神社「鳥御供」  棚倉涌出宮「御供」  八幡神社「御供盛り」 
                    北白川天神宮「盛相」「カブト」 北野天満宮「甲御供」   老杉神社「御供」
  男女のシンボル・・・高木神社「五百母祭り」 上賀茂・下鴨神社「葵桂」 棚倉涌出宮「男根」 八幡神社「男根・女陰」
  人身御供・・・老杉神社「ヒトガタ御供」  杉山神社「人身御供」  倭文神社「人身御供」
  瑞饋神輿・・・北野天満宮「瑞饋神輿」  大将軍八神社「瑞饋神輿」  棚倉孫神社「瑞饋神輿」
          御上神社の「瑞饋神輿」   御園神社「瑞饋神輿」
など、一般では見られなくて秘儀とされている貴重な京都・滋賀・奈良の特殊神饌を、多くの写真や図それにイラスト入りで
紹介しています。
  私が住んでいる地元の京田辺市三山木の「佐牙神社」について書いた、第3章 南山城、山本の宮座と講 では、
佐牙神社の年中行事や神宮寺それに伊勢講・日待ち講など、他の宮座では見られなくなった貴重な民俗行事を江戸・明治・
大正・昭和の古文書をもとに紹介しています。
 このほか 第5章 神々の島”バリ”の民俗儀礼
       第6章 民俗の宝庫 インドネシア・トラジャの民俗 〜葬送・新築・豊穣・結婚儀礼を中心に〜
もあり、日本と同じ「稲作民俗」であるインドネシアの葬送・新築・豊穣・結婚儀礼を日本の民俗と比較しています。

  自費出版なので冊数が他の本のように多くありませんが、興味のある方に読んで頂けたらと思っていますので、
紙面のどこかで紹介して頂ければ光栄です。
 出版社は「文理閣」 図書出版  〒600−8146 京都市下京区七条河原町西南角
 TEL 075−351−7553  FAX 075−352−7560 E−mail bunri@mbox.kyoto-inet.or.jp です。
なお近くの書店で出版社「文理閣」と題名『稲作民俗の源流−日本・インドネシア−』を申込んで頂くと出版社から
すぐに取り寄せが出来るようになっています。
 内容については、小泉芳孝E−mail koizumi@mb3.seikyou.ne.jp まで、詳細をお送りさせて頂きます。
 HP http://hb3.seikyou.ne.jp/home/koizumi/(内容の一部はホームページで公開中!カラー写真あり)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本の紹介「はじめに」から。
 人間が地球上で生き続けるためには、食物なくしては生き続けることができない。
特に主食である米については、一番重要なものである、と言える。
 我が国の稲作民俗をはじめ東南アジアの稲作民俗は、野の里、山の里、海の里に感謝するための行事を毎年繰り返して、
その恵みに感謝し「来年も豊作になりますように」と祈り、その種子を大切にしてきた。(中略)
 年中行事の先祖供養、春秋の祭り、節句などの色々な儀式は、毎年繰り返すことにより、先祖を敬い一体となることに
よって共同体の意識を高め、ひいては幸せな生活を導く糧となるのである。
 この本は日本民族の良さを、より多くの人達に伝えると共に、お互いに理解し合う一つの材料として利用して頂ければ幸いで
ある。私が以下に記したものは、日本の京都・滋賀・奈良の民俗儀式を始め、インドネシアのバリ島とサダン・トラジャにおける
死者儀礼や結婚式などの稲作民俗の秘事儀礼が中心であり、なるべく多くの資料をもとに失われつつある行事の本質を求める
ため、多くの事例について列記した。つまり、日本の神道や仏教を中心とした民俗儀式が中心であり、その中でも一般の人達の
目には、あまり見ることの出来ない分野で秘儀とされ、深夜に行われているものも多く含まれている。 また本書の内容は、
京都民俗学談話会の会誌『京都民俗』と京田辺市郷土史会『筒城』に投稿したのを加筆してまとめたものである。(以下略)
以下は、その「目次」の一部です。
   目次
  口絵
  はじめに

第1章 神社以前の祭祀〜オハケと御仮屋〜 The Religious Former Shrine Centering Ohake;Okariya
  (1).はじめに
  (2).神社祭祀の変遷
  (3).オハケについて
     オハケの事例
       城陽市「水度神社」 奈良平群町「生駒山口神社」 草津市「老杉神社」 
       京都・祇園祭「三条御供社」のオハケ  「八坂神社」の山と鉾 
       京都「上御霊神社・下御霊神社」の剣鉾  天理市「大和神社」の剣鉾など多数
     「榊挿し」の事例
       京都 京田辺市「佐牙神社」 「朱智神社」 「咋岡神社」 など
  (4).御仮屋について  
     御仮屋の事例
       奈良 大安寺「八幡神社」  荒蒔町「勝手神社」  京都 京田辺市「佐牙神社」
       奈良 川西町「糸井神社」  天理市「長岳寺」    桜井市「下居神社」
       大嘗祭、御仮屋の事例
       悠紀殿・主基殿 青柴垣
  (5).稲作儀礼の神霊
      奈良「春日若宮のおん祭」の稲束   天理市 下居神社の垂幣と新稲
      大嘗祭の「魂祭り」   京都 大江町「元伊勢神宮」の縣税 
  (6).おわりに

  第2章 例祭の古式神饌について 〜京都・奈良・滋賀を中心に〜

                          −A Case Kyoto、Nara、and、Siga−
  (1).はじめに
  (2).古式神饌の種類
      大嘗祭の神前 伊勢神宮「日別朝夕大御饌祭   
       1.朝御膳・夕御膳・・・伊勢神宮
       2.御棚神饌・・・上賀茂神社  春日神社   
       3.稲作以前の神饌・・・水度神社「栗や榧」 北白川天神宮「高盛御供」
       4.唐菓子・・・ 春日若宮「ぶと」  日枝神社「ちん」  月読神社「ゆとう」 下鴨神社「ぶと」  大和神社「ブトノクチ」
                 祇園社「ふと」「桂心」
       5.神仏に共通する神饌・・・談山神社「百味の御食」  春日若宮「御染御供」  白山神社「百味の御食」
                        佐牙神社・・・御旅所百味  日枝神社「ちん」  月読神社「ゆとう」 下鴨神社「ぶと」
                        大和神社の「ブトノクチ」 祇園社「ぶと」 酒屋・両社神社の「笠餅」
       6.穀類を蒸したもの・・・天皇神社「盛相」  玉田神社「しらむし」  北野天満宮「菜種御供」
                     大和神社「ちまきと牛の舌餅」 高木神社「鳥御供」 棚倉涌出宮「御供」 八幡神社「御供盛り」 
                      北白川天神宮「盛相」「カブト」 北野天満宮「甲御供」   老杉神社「御供」
      7.男女のシンボル・・・高木神社「五百母祭り」 上賀茂・下鴨神社「葵桂」 棚倉涌出宮「男根」 八幡神社「男根・女陰」
      8.人身御供・・・ 老杉神社「ヒトガタ御供」  杉山神社「人身御供」  倭文神社「人身御供」
      9.瑞饋神輿・・・ 北野天満宮「瑞饋神輿」  大将軍八神社「瑞饋神輿」  棚倉孫神社「瑞饋神輿」
                 御上神社の「瑞饋神輿」  御園神社「瑞饋神輿」
     10.その他神饌・・・大神神社「神饌松明」  伊勢神宮「神饌松明」
    (3).神饌の調整 
       1.神饌調整の場所    2.神饌の容器と盛り方
    (4).神饌の運搬
       1.頭上に乗せる      2.唐櫃などに納め担う    3.御供船に乗せる
    (5).神饌の供え方
       1.浄闇の深夜に供える  2.献饌の方法  3.息のかからないように供える
    (6).おわりに

  第3章 南山城、山本の宮座と講
    (1)、はじめに
    (2)、村・神社・寺堂・・・佐牙神社の変遷  神宮寺と寿宝寺
    (3)、宮座の組織と構成
         座入り  太夫・中老・若座衆  神主   氏子
    (4). 宮座と行事  年中行事  佐牙神社の特殊神饌
    (5). 宮座と芸能   能と神楽  額絵馬
    (6). 宮座と講の交流   山本村の講
         現存する山本村の講 伊勢講 愛宕講 日待ち講 念仏講 大師講
       講の形態
    (7). むすび   

  第4章 古代駅制・山本駅と「竹取物語」
    (1).はじめに
    (2).古代駅制の山本駅   山本駅の位置
    (3).駅制・伝馬制
        駅制・伝馬制の古記録  駅制・伝馬制の諸規定  駅長と駅子  駅子と伝使
    (4).山本駅は「竹取物語」発祥の地   
    (5).おわりに  
 
  第5章 神々の島”バリ”の民俗儀礼
    (1).はじめに
    (2).住民の生活とくらし
          ヒンドゥー教の社会 
          バリアガ・・・トゥガナン・トル二ャン
        村の組織と慣習・・・稲作儀礼  稲の栽培と古代米稲作儀礼
    (3).バリの宗教と儀礼
        バリ独自の儀礼 オダランの祭り
        家族の通過儀礼   結婚式  葬式(火葬儀礼)
        その他儀礼  祭りと芸能
    (4).おわりに

  第6章 民俗の宝庫 インドネシア・トラジャの民俗  〜葬送・新築・豊穣・結婚儀礼を中心に〜
   (1).はじめに    トラジャの住居
   (2).舟形屋根の高床式住居と穀倉  彩色彫刻
   (3).トラジャの民俗儀礼
        水牛供議の葬送儀礼 
        葬送儀礼 ランブソロ   アルック・トドロ
           ディパ・ピトゥン・ポンギ 上流階級の葬送儀礼
           ディパ・タッルン・ボンギ 中流   〃
        生の儀礼ランブツカ
           村落共同体の浄化・豊穣・感謝儀礼 「マブギ」
          一族の豊穣・威信促進儀礼 「メロック」
          母系社会をとどめる結婚儀礼
   (4).稲作儀礼
   (5).おわりに 
   (6) あとがき
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 「あとがき」から
 第ニ次世界大戦後の日本の教育は、戦犯とされた天皇が強調されたため、平和教育のもと欧米の文化が一番良いもの
とされてきた。このため日本民俗の文化は駄目だとされ、日本古来の良い文化がなくなりつつあるなかで、国や都道府県
ごとに無形民俗文化財として保存したりして復活する所も出てきている。 (中略) あと数年で、その他行事も大幅な
変貌をとげるものと思われる。昭和から平成にかけて調査した日本の伝統的な民俗行事の記録としてここに残すことにより、
日本人の歩みが少しでも多くの方々の目に触れ日本古来の良き文化を味わっていただければ幸いである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 「奥書き」から
 著者 小泉芳孝
 著者略歴 1947年生まれ  京都府立城南高等学校卒業  近畿大学法学部卒業  佛教大学文学部(史学科)卒業
 所 属   京田辺市郷土史会理事  京都民俗学談話会会員  京都府立山城郷土資料館友の会会員
 専 攻   日本民俗学 法律学
 資 格   法学士 文学士 博物館学芸員資格 潜水士
 現住所 出身 京都府京田辺市  E−mail koizumi@mb3.seikyou.ne.jp
                HomeP http://hb3.seikyou.ne.jp/home/koizumi/ (内容の一部が見られます)
  タイトル  稲作民俗の源流 〜日本・インドネシア〜     初版発行 2001年2月15日
  著者   小泉芳孝      発行者 黒川美富子
  発行所 文理閣 図書出版 〒600−8146京都市下京区七条河原町西南角
       TEL 075−351−7553 FAX 075−352−7560 E−mail bunri@mbox.kyoto-inet.or.jp
 定価  5000円+消費税      現在本の予約受付中です!

棚田支援市民ネットワーク http://www.avis.ne.jp/~ogit22/tanada.htm

 http://www2.tokai.or.jp/IZUMIGOU/

========== 切取り線 ============ 切取り線 ====
  

事前予約者のみ特別特価(筆者発送分のみ)

定価5000円+消費税を、4000円(本の郵送料+消費税は当方負担)に
    ー著者直接の、予約申込ー        小泉芳孝まで       
            E−mail koizumi@mb3.seikyou.ne.jp           名 前                      郵便番号           住 所
                     電話番号                  FAX番号                            Eーmail             出来ましたら代金4000円(本の郵送料+消費税は当方負担)の支払い方法をお知らせ下さい。。      @郵便振込  口座番号 00920−7ー40389番             口座名称 小泉芳孝             加入者払込局 京都中立売室町 郵便局       A現金書留    B直接手渡し   Cその他(             )  

他のサーチエンジンで検索
Yahoo! Japan NETPLAZA Infoseek NTT DIRECTRY Lycos Excite Japan CSJ