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Collector Edition

Grand Entrance by Carter Bryant2

くつである。

この靴はとても素晴らしいデザインなので、このためだけにこのバービーを買ってよいと私は断言する。

*ここまで読んで、買おうという人は…あまりないだろうなあ。

顔のアップ。

このフェイスペイントは、いろいろ意見があるかと思う。

せっかくクローズドマウスなのに三白眼で、どことなくピーターが入っている。

因みにこの髪形は落ち着きにくく、毛がほろほろこぼれてくるのが困った。

さて、私はこのフェイスペイントがあまり気に食わなかった。

どうせこれは捨てバービー。
それならいっそ…

ということで、なんと、修正しました(!)。

いかがでしょうか。

まず、アイシャドウが濃すぎたので、目じりの方を消し(まつげも消えた)、ブルーの光彩部分を大きくし、黒の瞳部分に白い星を描いてみました。

さらに、色の悪かった(笑)唇はピンクを塗ってみました。

どうでしょう。
ちょっと可愛くなったでしょう?。
捨てバービーだから、もうどんなことでも出来るのだ。

さて…

バービーの素晴らしさの一つは、ドレスデザインの良さだと思う。

例えば、比べて大変恐縮で悪いのだけれども、ジェニーの場合、ドレス…ロングドレスはどうしても、今一つ身に付いていないという不満を私は常に感じるのだ。

ジェニーに似合うのは、現代の少女の流行ファッションであって、隣の女の子、ティーンエイジャーファッションが一番似合う。

それに対して、グレイシージェニーなどのロングドレスものは、とても悪い言い方になるのだけれど、あまり良くない。
ドレスデザイン…というかパターンが良くない、生地も素材もシルエットももう一つ、ジェニーにあまり身についていないような気がする。

ジェニーのロングドレスは、丈だけロングで、生地を節約したような、ギャザーやスカートのラインが十分でなく、したがってシルエットがあまり美しくないのが残念なのだ。
また、ロングドレスはギャザーを多くすればいい、というのでもない。

バービーはアメリカの人形だが、アメリカとても、西部開拓時代があったわけで、その時代の女性の服は当然ロングドレスだった。
だから、やはりロングドレスの歴史があるので、バービーのドレスデザインが体に合っているのは、歴史の上から見ても、当然の事なのだろう。

ジェニーは人間のプロポーションを無視した体形で、その体にロングドレスを着せつけると不自然になる、ということもあるのかもしれない。

その点バービーは、人間に近いプロポーションなので、ロングドレスの、スカート部分の長さと大きさのバランスがとてもいいのだ。
だから、デザインもシルエットも美しく、またバービーが美しく着こなせるのに違いない。

バービーといっても、プレイラインのものには、時々生地を節約したような、釣鐘型のロングドレスがあるけれど、コレクターものは、それぞれ丁寧なパターン作りで、デザインされている。
それらを見るたびに、ロングドレスとは、ただ丈を足のつま先まで伸ばして長くすればそれでいい、というものではないということがよく分かる。
ロングドレスこそ、パターンをきちんと作り、体に沿うようにデザインしなければ本当の美しさが表わせないのである。

ただバービーは、箱の中に美しくディスプレイされ、むしろそこから出さないで飾っておくのを念頭に、生産されているきらいがある。
ロングドレスのデザインの美しさをなかなか出して楽しめないのが、何とも残念だ。