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Opinion 1

ベラ・ウォンは高い 99/12   過激です
Dolls are too expencive in Japan

以下はこのHP開設当時(99年12月)にアップした文章です。
今となっては古い事柄で、書かれていることに対して今はまた違う意見もありますが、記念に(何の記念や)再録しました。
そんなわけで、新しい文章を追加しています。 02/3

 

ベラ・ウォンは高い。

いくらなんでも高すぎる。

一体何故このようなことになっているのか。

マテル・バンダイが業務提携したと発表された昨今、このような事態は果たして改善されるのだろうか。

マテル・バンダイがどのような経営方針でもってバービーを売ってゆくのかは、何一つ知るところではないが、この、ベラ・ウォンのような購買者を無視したごとき暴挙はぜひ控えてもらいたいものだ。

そうであることを祈りつつ、ベラ・ウォン問題をしつこく追求してみる。

 

日本で買えばアウォーズナイトは42000円する。これは現地の倍以上、というより殆ど3倍の値段である。ベラ・ウォン・ブライドの22000円も高いと思ったが、こちらはべらぼうである。まるで最初からプレミア値段がついているようなものだ。

何を基準にこの値段がついたのか知らないが、あまりにもわけが分からない。

というのも、現地アメリカでは同じくらいか少し安い「シアーイリュージョン」は18000円で日本で売られていたり、オスカー・デラ・レンタは現地と同じくらいか、むしろ日本の方が安かったりもする。

この差は一体どこから来るのか。

私はない頭を日夜ひねり、回答を得ようと努力を重ねているのだ。むろんそれは無駄な努力なのであるが。

ただ私に分かる事は、ベラ・ウォン・アウォーズナイトは、高すぎる、と言う事実だけである。

 

たとえばボブ・マッキーシリーズも高いことで有名だ。

最初18000円だったのが、30000円になり、アジアン・ゴッデスで38000円となった。

その間、現地での値段にさほどの変動はない。

これが不思議ではないか。

向こうで値上がりしているのならともかく、日本でだけ値上がりとはこれいかに。

コレクターものが入手しやすくなった喜びも、これでは半減である。

昔はトイザラスへ行けば、アメリカよりも安い値で買えたものだが、今では過ぎた日の幻である。トイザラスでもそれほどの割安感は、もうあまりない。

 

日本人は金持ちで豊かだから、人形にはアメリカ人の倍の値段を出しても平気で買う、

などというような認識が、メーカーの上層部にあるのだろうか。

或いはこのような趣味嗜好品はいくらでも高値をつけても良い、などというようなオフレが政府から発せられたのか。

どうもそのような事実があるような気がしてならない。

そこには、私のような貧乏な少数民のことは、もはや数のうちには入っていない。

貧乏人は、贅沢でゴージャスなバービーなど買わなくてよい、という選民思想がそこに見え隠れしている。

実に憂うべきことである。

 

私は貧民であるから、好きなバービーには金に糸目をつけず、いくらでも好きなだけ買う、という、芸能人的お金の使い方のできる立場にはない。

したがって、ブツは出来るだけ安く買いたい、あるいは出来るだけ安く買わねばならない状況にある。そのためには努力を惜しまないものである。

そんな私にとってプレミア値段は拷問のようなものである。踏絵を強制された隠れキリシタンのようなものである。それは人のなすべき道なのだろうか。

コレクションをしていて、こういったお金の上での失敗は、数々、ある。

昨日あの値で買ったものが、今日安売りされている、などという悲劇にも遭遇したことがある。

何という悲劇だろう。

だが、過去のことは、もう問うまい。

過去を振り返れば、悲しすぎる思い出に、圧殺されそうである。

私は前を向いて歩くのだ。そう決心をした。

過去の失敗は、それで良いではないか。いい教訓になったと思い、諦めがつくではないか。

 

そうだ。

私は極めて前向きの人間であるから、過去のことはもう、いい。

どれだけ煮え湯を飲まされたとしても、どんな裏切りにあったとしても、それはもう問うまい(しつこい)。

私は大変寛大な人間でもあるから、過ちは許すのだ。私は、美徳の人間なのだ。

だが、未来はそうはいかない。未来はいくらでも修正がきく。手塚治虫も言ったごとくに。

だからこそ、とんでもない値段で買うのも、売るのも、出来うる限り回避したいのだ。

セカンダリー・マーケットにおいては、どのような値で買おうが売ろうが、それは本人、当人の了解のもとに行われるのだから、それは勝手といえば勝手かもしれない。

ただ、少なくとも正規の販売においては、出来うるならば、失神しそうな値だけはつけてもらいたくないものである。

 

註)

なお、これらのことは、大変な金持ちで、捨てるほどお金があり、自分のコレクションにいくらでもお金をかけられ、金に糸目をつけず、欲しいものは即刻手に入れずにはいられない、というタイプの人種には該当しない事柄なので、読まないでください。

 

追記 02/3

2001年に発売されたボブ・マッキーのGoddes of Arcticは日本での定価が50,000円となっていた。
アメリカでは定価が大体189ドル前後。セール値段が125ドル。
日本での各店舗での割引価格で安くて30,000円台である。
今となっては、需要と供給の関係で日本での価格がこのようになってしまうという事が分かる。

このようなゴージャス路線のバービーは大量に入荷出来ないから(多分)こうした価格になってしまうのだ。

「北極の女神」の場合、私が店舗で見かけたあと、商品がなくなっていたから、定価でも買う人はいるのだろう。
そうした人のために小売店では一体だけ入荷するのだろう。
そのため値段はべらぼうに高くなる。

アメリカでも決して安くはない商品だけれど、やはり日本でのマーケットは厳しいものがある。

私があみ出したサトリは、このゴージャス路線は、日本では輸入されていないのだ、と思うことだ。
店舗でゴージャスものを見かけても、あれはディスプレイ用で、さもなくば幻であって、私たちが買う商品ではないのだ。
と思うことだ。
そうすれば、高いと言って嘆く必要もなくなる。
買えない、とわめく必要もない。
値段はついているが、あれは参考値段であって、あれは参考商品なのだ。
見るだけ見ておいて、ゴージャス〜!とため息をつく品物なのだ。
そう考えると気が楽になる。


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