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(Based on game'SOUL HACKERS'. Disclaimer)
注: ・ゲーム『ソウル・ハッカーズ』ネタです。著作権侵害の意図は有りません。







電話の音で目が覚めた。

携帯の電子音ではなく、デスクの上に飾りを兼ねて置かれた旧式の黒電話。

激しいベル音。一応接客用、実質仮眠用ソファに横になったまま机の電話を取る。

俺も相手も名前は名乗らない。

この電話の番号を知っているのは2人。使うのは仕事の依頼専用と決まっているからだ。

電話を取ってからきっかり30秒、沈黙後。

「…ウラベ」

はっきり、そう告げて電話は切れた。

俺は受話器を戻し、パーコレーターのかけすぎで煮詰まったコーヒーを飲み、仕事支度を始めた。

ヤツを、ウラベを殺しに行く支度を。