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| English / Japanese |
| Title/題名 |
| 51 |
| Author/作者 |
| jino-nigoh/字之弐号 |
| Series/基となっているシリーズ |
| HELLBOY |
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Rating/読者対象制限 |
| PG-13/現実世界で子供に銃を撃たせて器物損壊、なんて事はやったらダメですぜ。 |
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Codes/カップリング等 |
| Torch of Liberty(文中ではToLと略記)視点。なお文中ではHellboyはHBと略記。 |
| Disclaimer/免責事項 |
| 『HELLBOY』は『DARK
HORSE COMICS社及びMIKE MIGNOLA』のものです。著作権侵害の意図はありません。あくまで個人的な楽しみによるものです。 これらの作品によって私が直接利益を得る事はありません。ただし,この小説のオリジナル内容に関しては著作権は放棄しません。無断複製・無断転載はしないでください。 |
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聴かなくてもいいのに、チャンネルを合わせているのは今、砂漠のただ中にいる二人…私と基地内では『HB』と呼ばれる者はどちらも腕時計を着けていないという事、そしてここらで鮮明に聞こえる周波数は基地の専用FMチャンネルだけだ、というせいだ。 HB。目の前に居る子供。 子供と言うのが正しいのか、不明だ。 人間とも地球上のどの生き物ともどことなく似てはいるが、明らかに違う子供。 この子供。 俺が渡したハンドガンを彼は怪訝な表情で受け取った。 この基地ではディズニーの新作がどんな内容なのか、といったアメリカ国内にいるなら簡単に知ることが出来るニュースは簡単に知ることが出来ないようになっているが、国民には知らせない方がいいと上が判断している類の情報は洪水のように入ってくる。 「常識が通用しない場所だ」と。 HBが現れた現場に居合わせた数人のうちの一人…今はこのイカレた基地の司令だ…が言ったものだ。 そして彼に手渡した銃も。 このクソ熱い、ニューメキシコの…場所の名前は言えない…の熱気に当てられた技術者たちが有り余る技術力で退屈しのぎに作った、ライフル用の弾を通常弾として用いるハンドガン。発射時の反動を受け止めるために重量もそれなりに有り、人間の手には片手で撃つのが困難な鉄塊は、HBの手の中に有ると子供のオモチャのように見えた。 「どうしてだ? 撃った方は撃たれた相手の痛みやトリガーを引いた時の事を簡単に忘れてしまう。だけど撃たれた方は忘れない。死なない限り、絶対に忘れられない。 ToL、アナタからコレを貰えたのは…凄い事なんだと思う。ToLは、コレを使う事態は回避しろ、と言う。 目の前にはHBの、何故、という無言の問い。「使うべきでは無い物を、使いたく無いと言う者に持たせようとするのは何故か」と。 時に、イカレた場所に集められ、ヒマを持て余したイカレた者達が手慰みに作り上げたイカレた銃。 イカレた、この世界に。 イカレた者にはイカレた物が相応だ。 ここに来るのに使っているジープの荷台に載せていた弾薬箱から6発ずつひとくくりにされたライフル弾を取り出し、HBに手渡した。 「…バレたら食券の支給、ストップかな?」 点けっぱなしにしていたラジヲの音が戻ってくる。 イカレた銃も、それを扱うHBも、HBの技量も。
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| Note/その他 |
| PCの『マイドキュメント』から発掘されたヤツ。2002 0815加筆修正。 HELLBOYは何冊か翻訳版が小学館プロダクションから出版されている。 FFNに文投げに行こうとしたが、FFNのジャンルにHELLBOYもDARK HORSEもまだ無かったのでひとまず自分サイトに収蔵。 つーか、原作。 絵がヤタラとカッコイイのですよ…そして話の内容が怪談とか伝承とかマイナーな物の怪なんかがスキなヒトが作った話でマンガだなーと。読んでてジワジワ念派がと滲み出てくる。そんなマンガ。翻訳版、続き出ないかなー…。巻末の日本語版用な付録なんかが結構、美味しいんで好きなんです。翻訳版。 挿絵と扉絵がミニョーラ絵の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の全集出たら確実に買い。 いや、どうしても…と我慢出来なくてドルが安くなってたら手ェ滑って未翻訳のやつ買うだろけどな…。 ToL→翻訳版ではHBのセリフで時々言及される程度。どうやら政府のエージェントらしいがどうなんだかさえ、あまり出てこない。あの現場には居たのに。 |