■ 所在地 アメリカ中西部
■ 推定人口 38万人
1998年、バイオハザード発生。
『封じ込め』のため、10月初頭の早朝にCBU(燃料気化爆薬)投下により地上より消却。
以下、ゲーム『BIOHAZARD』をベースとした再構築設定。
個人的な見解のもと、再構築したモノなので、本気にしたりカプコンに問い合わせたりしないように。
著作権侵害の意図は有りません。
街全体が海抜高度約1000m前後の高地にあるため、夏は冷涼。
周囲は山林。慎重に開発が行われたため広大な原生林が残っている。夏場の森林観光は都市の重要な収入源。
トレッキング、MTB、サマーキャンプ(サマースクール)の大会やイベントが開催されるため夏(夏休み期間の6月頭〜8月末まで)シティの人口は3倍に増加。
樹種は主に松類(英語ならパイン、でひとくくりにされる系の樹)。
州都の空港からシャトルバスが30分に一本の割合で発着している。(空港までは約60分)
交通の便と気候の良さを売りに、イベント開催とハイテク系ベンチャー企業、小規模だが高度な技術を取り扱う研究所の誘致をシティは積極的に展開。
夏期はほぼ週一回の割合で学術研究の発表会、学会が開催される。
(↑製薬企業・アンブレラ社の働きかけによる所が大きい)
観光都市、なのでシティ内の建造物に関しては高度制限有り。
公共の建造物の増改築に関しては周囲の景観に配慮した設計を行う事が必須条件。
通りに面した店舗、個人所有の家屋の増改築に関しては壁面を煉瓦または石造りを基礎とした外観にする場合、補助金が出る。
「シティの景観とイメージを乱す鉄筋コンクリート、ガラスと鉄のハイテクをこれ見よがしに用いた高層建築は極力控える事、使うにしても目に付かない所で」というのが基本方針。
■ その他、組織など ■
STARS(= Special Tactics And
Rescue Service)
ラクーンシティ警察に1996年に創設された特殊チーム。
1995年に起こった東京・地下鉄サリン事件、同年のオクラホマシティの連邦ビル爆破など「(現在、そして今後のテロは)想像もつかない事が、想像もつかないことを進んでやりたがるグループによって、想像もつかないほどの破壊的なパワーをもってなされる」事態に対応するべく、アメリカの各都市では消防・警察・州軍の訓練、専門チームの養成、創設がおおっぴらに行われるようになった。
STARSもその一つ。
1998年の時点では隊員数12名(6名ずつ、2チーム)。
アンブレラ社
社員用の宿泊・保養施設(に偽装した研究所)をシティの森林公園からそのまま原生林が続くアークレイ山地の中に設置。ずさんな設備でBL4のウィルス、ベクター系、遺伝子操作の実験を行いバイオハザード発生。ラクーンシティ消却に追いやる。
ラクーンに研究所を作った要因(推定)は年々激化する製薬の研究開発競争に対して『目立たず、人里から離れて、拡張可能な土地が有り、機密保持が可能。だが不便では無い』という条件を求めた結果。
一方、シティに対する貢献度も高い。
シティ公立大学にメディカルコース(医師、看護婦、薬剤師、検査技師など医療技術者と研究者養成を主としたコース)の創設による高度な教育と人材育成、学会や野外コンサート等のイベントの開催、周辺の森林の環境保護と生物保護区域の設置などを働きかけ、積極的に協力。
…余談だが、ゲームで建物内徘徊していてマジであの設備でBL4ウイルス扱うのは無茶だと思う…
せめて「屋内に更に小屋が有る。マトリョーシカのような構造」くらい作れよアンブレラ…。
■ 最後の数ヶ月の経過関係 ■
5月11日(月曜日)
アークレイ山地内の研究所にてバイオハザード発生。
5月20日(水曜日)
シティ内のマーヴル河岸でアークレイ山地から流れ着いたと推定される遺体発見。随所に動物の噛み痕と思われる傷。(流れ着いた遺体、水中遺体という点から死後二週間?)
6月中旬
アークレイ山地で奇妙な野犬の目撃が相次ぐ。
衛生局と観光局の要請で森林火災パトロール、パークレンジャーによる野犬狩りとトレッキングコースのパトロールが実施される。
7月上旬
行方不明者多数のためアークレイ山地、森林公園、キャンプ場が閉鎖。
たかが野犬狩りと行方不明者の捜索。州軍の出動を要請するには及ばないと判断され、地元警察のSTARSの投入が検討される。
7月24日(金曜日)
夕方。アークレイ山地を捜索中のSTARS、Bチームの通信途絶。
捜索のためAチーム出動。
7月25日(土曜日)
STARS、帰還。
■ (メモ)現実世界においての事を少々。 ■
生物兵器禁止条約(BWC)
1975年3月26日、締結。発効。
言い出しっぺはアメリカ。先進国のほとんどが署名している。
製造・保有を禁止生物兵器には以下の物が含まれる。
・細菌、ウイルス
・生物によって作り出される(産生される)毒素。ヘビ毒、マイコトキシン、ポツリヌス毒素など。
生物兵器、に特殊な訓練や薬物の投与、処置をした動物類が含まれるのか、は怪しい。
この条約自体、守る気がある国がどれほど有る事か?
用いられたらバイオハザードなウイルスや細菌の生物製剤や毒素の研究と治療法や抗毒素薬剤と対応技術の研究は極めて近い部分に有る。偽装は容易。
バイオハザード
1979年4月2日(月曜日)夜明け直後の午前6時〜8時
旧ソビエト スベルドロフスク(現在はエカテリンブルク、と改名)にてバイオハザード発生。
原因は市内の炭疽菌製造工場のフィルター交換時、予備フィルターの取り付けミス。
二時間の間、市内に炭疽菌の粉末が飛散。外出していた者、吸い込んだ者が肺炭疽を発病。
同日の夜から発症者が現れる。初めのうち、病院側は肺炎と診断。
二日目には患者が押し寄せ、病院と医療スタッフはパニック状態。
四日目 死亡患者発生。
なお、当時の政府とKGBが「見事な」隠蔽工作を1979年夏までに行ったため、この事件の詳細と規模、正確な死亡者数は不明。
ウイルス(ウイルス、はドイツ語読み。英語ではバイラスと発音する事)
塩基配列構造のみ、が基本構造(例・タバコモザイクウイルス。ヤツの構造はコイル状に巻かれた塩基配列だけだ)。巻かれ、折り畳まれた塩基配列を包む『エンベローヴ』『キャブシド』などの蛋白質や脂質の殻や膜を持つ。蛋白質粒子として結晶化可能。分析・研究用の大きく粒の揃った結晶を得るため無重力環境が使用されることもある。
ウイルスは細胞質や核のような構造を持たない。
生物、と呼んで良いのかさえ疑問。
エイズウイルスの研究競争によって塩基配列の分析とそれに伴う遺伝子情報の解読技術と応用研究はここ10年で急速に発達。研究の使用機材も高速化・小型化・キット化が激しい。
ウイルスの家畜化と医療への応用(特に遺伝子治療)が近頃の流行か?
生物兵器の現状
ウイルスのハイブリット化やキメラ化
ウイルスのマイクロカプセル化(接着剤や印刷用インクの工場で転用可能か?)による耐熱・耐紫外線力の向上、兵器としての取り扱いの容易化、スプレー缶に詰めてエアゾル化による使用。
生物兵器関係の現状と今後の予想については
原書房の『細菌戦争の世紀』(トム・マンゴールド、ジェフ・ゴールドバーグ)がキレイにまとめられており、読みやすい。イギリス人、キリスト教の原理を主観とする倫理観が所々で見受けられるが、客観的に書かれているので一般向けではある。
日本語版発行は2000年8月15日。
比較的新しい書籍ではあるが、競争の激しいウイルスと製剤関係の事。文中で「予測される事態」だった事は「実行可能、実現した事態」となっているかもしれない。(取材したデータとか、1999年くらい、と逆読みするとねぇ…)
…予測は出来たかもしれないが、鮮やかすぎて眼を閉じることも赦されない結果を引き起こしたテロ、2001 0912発生。
■ 正面玄関