ワシントン市警の刑事アレックス・クロスシリーズ。
ノース・カロライナで、美しい女性が次々と行方不明になり、ある者は、無惨
な死体となって発見された。行方不明者の中には、クロスの姪ナオミも混じっ
ていた。
犯人はカサノバとジェントルマン・コーラーと名乗る異常者。だがその正体は
謎である。
個人的にサイコ物は好きでないのだがが、この程度なら許せる範囲。
各章が非常に短いので話も分かりやすく、テンポもいいので一気に読める。
途中、被害者の一人であるケイトとクロスの感情のやりとりが余計な感じもし
ないではない。映画でクロスを演じたモーガン・フリーマンの顔が浮かび、ど
うもロマンス的雰囲気に欠けるからだ(フリーマンは好きだが)。
しかし、エンターテインメントとしては面白い部類に入るだろう。
前作のソネージ事件というのが随所に出てくるので、シリーズで読むために
は、これも読んでおいたほうが良さそうだ。
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