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模型界で初のインジェクションということで話題になっていた「2号戦車D型車台7.62cmPak36(r)用装甲自走車台」 通称マーダー2Dです。
ロシア製キットということもあり、それほど出来のほうには期待してはいませんでしたが、やはり正解でした。当然のようにヒケはあるし、リベットはちゃんと出っ張ってないし防楯内の再現率は50%くらいだし・・・ (同じ砲を積んでいるマーダー3を参考にした場合) 。毎度の泣き言いっててもしょうがないので、組みたて開始。
ドイツ週間ニュースビデオやデルタ出版の雑誌を参考に、ヘッドライトの基部をプラ板で付け足したり、コードをエナメル線で再現したり、判る範囲でのディテールアップです。OVM類は毎度のタミヤ4号用です。 ジャッキ台はキットでは戦闘室内に置くように指示されていましたが、不要フェンダーステーを削った際にできた無モールド部分を隠すためにフロントフェンダーに持ってきました。
戦闘室後部に付けたクリーニングロッドも元々は砲架の下に置くようになってます。が、シャンゼリゼ通りを行進するLAH所属の車両には不鮮明ながらこのような取り付けをしているように見えたため、己を信じ接着!。しかし泥思いっきりかかりそう・・・・。
リベットの潰れている所や再現されてない部分は移植作業が必要となりました。最初はジャンクパーツよりリベットを削り取っていましたが、途中よりCMKの35(t)の車体裏よりもってきました。これがまたキレイなモールドでリベット剥ぎ用にもう一台買おうかと思ってます。(許せ35(t)!)
移植を行ったところは戦闘室側面の後部、防楯の表側を中心にパッケージや実車写真を参考にしてやりました。
戦闘室内は意外とあっさりしていたため、防楯と砲を固定するアームを真鍮線で追加・側面にあるペリスコープホルダーをプラ板で再現( 正面用と形状が変わってしまってますね、ははは・・・・^^; )。 MG34はタミヤの銃火気セットの物を小改造でセットしています。 あと、個人的思いこみなのですが、砲を車体にセットしたとき位置が高すぎるようなので、砲架の車体との接着面を1mm弱薄くして外から見た場合隙間が少なくなるようにしています。
あと、砲と砲架の合わせですが隙間がありすぎてガタつくため、ロック用の爪をプラ板で厚くしています。

7.62cm砲。トラベリングロックは砲身をずらしてからでないと起こせない形状しています。
ある程度形になったところで疑問点がでてきました。車体後部をみるとただの板でして、どこにも搭乗口がないのです。ドライバーは前方から乗り入れできるとしても砲手や装填手は防楯が邪魔をして効率いいとはいえません。
いろいろ考えていたときに読んだ「4号戦車モデルフィーベル」。このなかのヴィルベルヴィントで、砲塔に足掛けを現地加工ということで付けているのを見て決めました。他車両でよく見るステップと共に装甲板にも手すり付けよう!と。 これで乗員も苦労せずにすむことでしょう。( これも0.5mm真鍮線で作りました。このサイズは手すりやアンテナなどに よく使います )
デッチアップで悩みも解決したところで塗装です。といっても車体・足回り・砲身・防盾・小物をそれぞれ別に組みたてながら同時進行で塗装していたのですが。
基本塗装はMrカラーの生ジャーマングレー。足回りにだけはあらかじめ黒く塗っておいて、転輪の奥が暗くなるようにしています。黒々と塗りあがったところでホワイトに限りなく近いジャーマングレーを薄く吹き付けていきます。装甲のつなぎ目や端の部分を残すように。少しムラになっている程度がいい感じになりました。( 塗るときは縦方向に。 )
次に全体をペトロールで溶いたエナメル黒でウオッシング。エナメルバフでドライブラシした後は、足回りをこれまたペトロール溶きの油彩ローアンバーでたっぷりひたひたに塗りました。満遍なく油彩を塗るようにしますと乾燥すると泥がこびりついたようになります。キャタピラの隙間に入り込んだ所などはパステル使うより簡単にリアル感が出る(ようです)。
本当はフィギュアも乗せたかったところなのですが、マーキングの所属部隊がスターリングラード戦に参加した29装甲擲弾兵師団(1942年だから歩兵師団が正しいかな?)なので、服装はどうすればいいのだろうかと悩んでしまいました。突撃砲兵と同じでいいのだろうか?装甲猟兵だとしたらどうなのだろうか?結局解決しなかったので、フィギュア無しです。
(注:私が知っているスターリングラードで遺棄された車両は、後部がネット状になっているタイプです。なので史実的にはおかしいかも)
というところで 完成です!
後日談:グランドパワー2000年2月号でのマーダー2特集、私に致命傷与えました。見なかったことにします・・・ (実車では防楯は溶接加工されていて、作例のようなリベット止めではありません)
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