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沙弥音 新薬師寺にて


松本じろ
松本太郎
土居秀行



歌、ギター
尺八
ドラム、パーカッション


 1998年12月、ギター/歌の松本じろ、尺八の松本太郎、打楽器の土屠秀行の3人で結成。沙弥音の"沙弥"は仏教用語で得度を終えたばかりの若い未熟の僧を指す。

 沙弥音の音は目本伝統の5音階をべ一スとした、プログレッシブ、フォーク、ジヤパニーズトラッド、ロックなどの雑多なジャンルのミックスであり、それはメンバー3人の全く異なるバックボーンの融合を果たすべく必然的に生まれたスタイルである。

 主に関西圏で活動。ライヴハウス、クラブの他、奈良の新薬師寺での月一回の満月の夜の奉納演奏は継続して3年目。他にも数多くの神社、仏閣、少年院、学校、老人ホーム、障害者施設などでの公演も多数行っている。現時点での最大遠征範囲は南は九州、東は東京、西は韓国。

 新しい日本の音楽の形として、子供から老人までの幅広いファンを持つ。諸外国のミュージシャン、アーティストとも積極的に交流。2002年5月には韓国、ジュクサン・アートフェスティバルに参加、10月には奈良・新薬師寺に満月の夜の奉納演奏のゲストとしてスウェーデンのスイート・ジャズ・トリオを招き、11月には同じくスウェーデンのガルマルナの来日ツアーのオープニングアクトを勤める。日本の伝統を踏まえた斬新な表現は海外のアーティストにも高い評価を得ている。

これまでの活動歴

沙弥音が理論としてではなく実体として提唱するのは、戦後50年余りの間、本邦に輸入され、演奏され、混在してきたあらゆる音楽スタイルを、古典の邦楽と共に日本音楽と認めた上での、これからの日本音楽の創造である。そこにはそれが芸術であるか大衆的であるかといった線引きは無く、禅や侍といった懐古趣味の言葉遊びも無い。過去にしがみつくことも流行を追うことも、自分をマイノリティであると断じ、灰の中に埋もれることもごめんだ。ならば自分の使命を問え。日本人ギタリストのオリジナリティ、尺八という楽器の主体性の死活、どれだけドラムは表現の国境を越え、どれだけ大きな物を包み込んで行けるのか。3人の沙弥の己に問うことこそが、現在日本音楽が問われている問題そのものなのである。
―2000年3月 沙弥音

 
 
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